学校日記

　２学期終業式と学活での様子です。

　まずは伝達表彰です。女子バレーボール部と人権作文、NIHONGO（にほんご）スピーチコンテストで入賞した代表者が表彰を受けました。おめでとうございます。

　終業式では校歌斉唱をした後、校長による式辞です。冬至や大掃除の由来などにふれ、一年を振り返る話題について、ハタトークを行いました。「大阪・関西万博」など、今年一年間を象徴するニュースのランキングが発表されると「おおー」と思わず共感と納得の声が体育館に響き渡っていました。

　生徒指導主事の話では、「火」と「写真」の取り扱いについての注意喚起がなされました。具体的な事例を紹介すると生徒たちは真剣に耳を傾け、情報モラルの意識を高めていました。

　安全指導担当からは、交通安全に関する話がなされました。「一年で最も交通事故の危険が高まるのは１２月です」。出歩く機会も増える年末年始は、ぜひいつも以上に周囲に気を配って生活してほしいと思います。

　式の後は、教室で学級担任より通知表などが手渡されました。３学期に向けた学習計画を立てる時の参考にしてほしいと思います。

　明日からは約２週間の冬休みです。誘惑の多い時期ではありますが、どうか心穏やかに過ごしてほしいと思います。新年最初の登校日は１月７日の始業式です。みなさま、良い年をお迎えください。

国語、社会の授業の様子になります。

国語では、竹取物語の「蓬生の玉の枝」について暗唱を行いました。暗唱以外の時間は、漢字テストなおしや硬筆プリント練習にあてていました。問題集に取り組む生徒もいました。

社会では、授業課題にせまる際に、級友と話し合いを行いました。

そのあと、ラストベルトやサンベルトやシリコンバレーの衰退・発展による北アメリカの重工業・産業の中心について、教科書や動画資料から調べたり、知識を習得したりしました。

数学も含めてどの授業でもそうでしたが、２学期最終日の教科授業ということで、学期のまとめ、冬の課題、３学期の準備を始めていくような授業展開でした。

　授業の様子です。

　１年生の理科では、「大地の変化」の単元で「火山灰の性質とは？」という問いを立てて追究していました。教科書で紹介されている火山灰の実物を前にしたものの「普通の砂と一緒じゃない？」という反応があちらこちらで見られます。「火山灰が普通の砂と一緒か別のものか、実際に調べてみましょう」。生徒たちは進んで課題を探求しようと積極的な姿勢で学んでいました。

　３年生の数学では、「円の性質」の単元で「円の性質」がどのような場面で利用できるか、教科書の課題を例に考察していました。「正面には●●、真後ろには□□が見えます。★★から30°右手には▲▲が見えます。船の位置はどこでしょう。」海難救助の場面でも応用できそうな課題に対し、生徒はコンパスを用いて地図上で位置を特定していました。席が近い生徒同士でそれぞれ解法や考え方を確認し合って、学びを深めていました。日常のさまざまな場面でも、数学的思考が生かされているんですね。

　今年最後の畑作業に取り組みました。今回は水菜や小松菜、チンゲンサイ、カブ、大根など、さまざまな種類の野菜を収穫しました。いつも用意しているカゴに入りきらないほど、たくさん収穫することができ、冬の大収穫祭となりました。また、最近よい色になってきたみかんの収穫も行いました。枝から切るのは教師が行い、生徒たちは受け取ったみかんを箱に詰めていました。その他にも、ピーマンの処理などの畑の手入れも行いました。

　最後のあいさつでは、今年お世話になった地域の方へ感謝の気持ちを伝えました。一人一言ずつのメッセージとともに、収穫したみかんをプレゼントしました。

写真の続きです。

2日目も、いきいきと活躍する姿を見ることができました。

働くことの楽しさや達成感を感じることができていたら嬉しいです。

写真の続きです。

写真の続きです。

　英語の授業の様子です。

　３年生は授業の最初に、ペアワークを取り入れていました。一人が英単語を読み上げ、もう一人が意味を答えます。楽し気な雰囲気の中、テンポの良いやり取りで答えやスペルを確認し合っていました。

　２年生は、比較級と最上級の文法について学んでいました。「-erではなく、moreをつける時はどんな時でしょうか」－「スペルの長い単語の時は『more』をつけます」ある生徒は自信に満ちた表情で、教員の問いかけに答えていました。英語特有の言いまわしや表現は、多くの英文にふれることで身についていきます。ポイントを確認した後、生徒たちはそれぞれプリントの問題に黙々と取り組んでいました。

　英語の上達の近道は、たくさんの英文や単語にふれることだと思います。英語の歌詞の音楽など関心のあることをきっかけに学ぶことができれば、一番良いですね。

　日なたでも思わず身を縮める寒い一日でした。特別教室棟へ続く渡り廊下は、一日中冷たい風が抜けていました。

　１年生の家庭では、ミシンを使った裁縫の授業を行っていました。縫い方を映像で確認した後、いよいよミシン縫いです。ペアで互いに手順を確認しながら、慎重にミシンを動かしていました。

　２年生の美術では、版画制作を行っていました。インクをしっかりと刷り込んだのち、プレス機を使って紙にインクをすり合わせていきます。今でこそ、印刷はプリンターで簡単に行える時代ですが、本来の「印刷」という工程を体験することで、作品への思いも深まるのではないでしょうか。

　終業式まであと10日余りとなりました。乾燥しやすい季節です。体調管理や火気の扱いには十分留意して、安全に年の瀬を迎えられるようにしてほしいと思います。

　１組は、畑で育てたサツマイモを使い、焼きいもづくりを行いました。外で教師が火を起こしている間に、生徒たちはサツマイモを濡れた新聞紙やアルミ箔で包みました。「新聞紙は巻き終わったよ」「アルミ箔を取って」と、お互いに声をかけながら作業に取り組んでいました。焼きいもができあがるまでは、サッカーやだるまさんが転んだ、モルック等を楽しみました。どんぐりを探す生徒もいました。途中で地域の方が来てくださり、一緒にレクをしながら焼きあがりを待ちました。しばらくすると、焼きいもが完成しました。北風は少し冷たかったですが、青空の下でみんなで食べる焼きいものおかげで、心も体もぽかぽかとあたたかくなりました。

　焼きいもの会を行えるのは、いろいろな支えがあってこそです。自然の恵みやサポートをしてくれる方たちへの感謝の気持ちをもち続けてほしいと思います。

　授業の様子です。

　２年生の理科「天気とその変化」の単元では、学習のまとめとして、テレビ番組の天気予報コーナーを模した発表を行っていました。「さて、外の様子はどうですか？○○さ～ん」「はーい」キャスター役と予報士役のやり取りで始まります。その後班で事前に作成した解説原稿を元に、天気図を用いて的確に気象情報を伝えていました。

　１年生の社会「アフリカ州」の単元では、学習のまとめとして映像資料を視聴していました。紛争や貧困の現状や、世界で最初に導入されたモバイルマネーの実態などアフリカの今を伝える映像資料を、生徒たちは真剣な眼差しで見入っていました。

　情報化社会が進む今日は、情報を手に入れることは容易にできます。しかし大切なことは、その情報から本当に必要な情報を取捨選択し、自分の考えや視野を広げることにあります。さまざまな教科の学習を通じて、そういったリテラシーを身に付けていってほしいと思います。

　本日の授業の様子です。

　１年生の国語では、古典「竹取物語」の有名な一節を皆で暗誦していました。「今は昔、竹取の翁というものありけり…」暗誦後は、プリントを使って、物語の内容について理解を深めていました。

　２年生の音楽では、３学期の卒業式で歌う「送別の歌」を練習していました。パートごとに分かれ、教科書に書き込んだポイントを見ながら、発声練習をしていました。

　３年生の社会では、経済分野「株式会社のしくみ」について学んでいました。「投資家をするならどの企業？」という教科書の課題を、それぞれの考えや意見を踏まえて学級で発表していました。

　どの授業でも、生徒たちは互いに意見交換を活発に行っていました。「ハタトーク」で培ったコミュニケーションスキルの成果を感じる場面でした。

あやめ11月号（No.316）

　★今回は来年度開始予定の昇降口開錠時間変更のお知らせが掲載されています。

ご確認ください。

　朝晩は吐く息が白くなるほど冷え込む季節となりました。２年生の体育では、持久走が始まりました。

　まずは縄跳びでウォーミングアップです。体が温まったら、グラウンドに作られた１周300mのトラックをグループ別でスタートします。1周走ったら、3分程度の休息をとり、再び走り始めます。これを４本行っていました。

　休息中は、時計を見ながら自分の脈拍を数えていました。自分の心肺機能を知り、適切な強度で取り組む練習です。一般的に、中学生は心肺機能が最も成長する時期といわれています。それぞれの能力に合わせて、心肺機能を高めるための知識や技能を身に付けてほしいと思います。

7日（日）、瀬戸蔵つばきホールで開催されました。今年は、３年生３名が出場しました。来日した時は、まったく話せなかった３人ですが、人前で、さらに大きなステージで自分の考えを母国語ではない日本語で伝えるという偉業を立派に成し遂げました。テーマ・タイトルは以下の通りです。

①私の夢　「～かんごしになりたい～」

②私の夢　「イスラム教徒と日本」

③私の夢　「ぼくのゆめ」　銅賞（3位）受賞

　外国での生活様式や文化などのハードルを乗り越え、自分の夢に向かって羽ばたこうとしている強い気持ちが伝わってきました。さらに、一人ひとりのスピーチには、日本人、そして瀬戸のよさを改めて感じられるメッセージも詰まっていました。ホール内が、温かい雰囲気に包まれ、日本と海外を結ぶ懸け橋がさらに大きなものになったと感じるひと時でした。

　本日は大掃除を行いました。

　普段の清掃場所を、いつも以上に時間をかけて丁寧に清掃しました。指示がなくとも、生徒たちは自分の役割を自覚し、自主的に取り組んでいる生徒が多く、感心しました。「清掃の幡山」の伝統を感じました。生徒の皆さん、ありがとう。

　来週から懇談です。生徒たちの手で整えられた環境で、保護者の方の来校をお待ちしています。

　市内の特別支援学級の生徒が集まり、スポーツ交流会を行いました。会場へ向かうバスには、すでに別の学校の生徒が乗っており、「久しぶりだね！」と再会に顔をほころばせていました。

　会の開会式や閉会式は、生徒の司会進行で行われました。幡山中学校は開会の言葉を担当し、堂々とした発表をすることができました。

　その後、大縄跳びや玉投げ、ボッチャビーにおたのしみ競争など、さまざまな活動を行いました。緊張している生徒もいましたが、同じチームになった他校の仲間と会話し、協力することで、よい交流することができました。優勝はイエローチームでしたが、どの生徒も一生懸命頑張る姿がすてきでした。

　今日の授業の様子です。

　１年生の技術では、道具の使い方と注意点を踏まえて、実際に木材を加工していました。慣れない道具に、生徒は互いに確認し合いながら、慎重に手を進めていました。完成品が楽しみです。

　３年生の国語では、古典の技法である「掛詞(かけことば)」を、「なぞかけクイズ」を通して体感していました。「カプセルトイとかけて、焼き鳥の種類とときます。その心は…」答えを聞くと「なるほど！」と感嘆の声を上げていました。日本語の面白さを感じられる一コマでした。