「よくやった」より「ありがとう」
- 公開日
- 2012/11/12
- 更新日
- 2012/11/12
校長室より
先週、文化祭が大盛況に終わりました。私は今年の文化祭ほど感動した文化祭はいままでありません。多くの感動をありがとうございました。
ところで、ある方から「すばらしい文化祭だったんだから校長先生の口からほめてあげてください。」と言われました。しかし、私はあえてほめていません。校長先生から「文化祭、よくやったね。」と言われるのと今日のように「多くの感動をありがとう。」と言われるのと比べてみてください。「文化祭、よくやったね。」は校長先生からの上から目線の言葉だと感じませんか。極端に言うと「よくやった、偉いぞ、ご苦労」といった感じでしょうか。「多くの感動をありがとう。」と言われると「校長先生に感謝された」「感謝されたのは校長先生だけじゃないぞ」「私たちはすごいことをしたんだ」と「自分がいてよかった」と自己有用感を持つことができます。今、1年生でやっているありがとうメッセージがそれですね。ほめ言葉のシャワーを浴びると自己有用感を持つことができます。 (全校集会にて)