人の気持ちがわかる人に
- 公開日
- 2014/03/10
- 更新日
- 2014/03/10
校長室より
みなさんは気がつかないかもしれませんが、みなさんのことを考えていてくださる方がたくさんいます。まず、卒業式の来賓の方々がそうです。先週の卒業式では42名の来賓の方がお見えになりました。瀬戸市や教育委員会の代表の方、高校や小学校、保育園の先生方、自治会や公民館など地域の方々です。42名というのは他の中学校ではないぐらいの多さです。それだけの方々がみなさんの健やかな成長を願い、卒業をお祝いしてくださるということです。次に、水無瀬中学校の前の道を通るドライバーの方々です。来週の月曜日から、自動車は水無瀬中学校の前の道は、7時30分から8時30分まで東の方へ向かうことができなくなります。つまり、一方通行になるのです。今まで東の方へ向かっていたドライバーの方々は、5〜10分ぐらい遠回りをしなければならなくなります。朝の5〜10分は大変貴重です。その貴重な時間よりも、水無瀬中学校の生徒と陶原小学校の児童の安全な登校を優先していただいたのです。これもありがたいことです。みなさんは目には見えないところでも、多くの方々に支えられています。人の気持ちがわかるそんな人になってほしいと思います。
明日、3月11日は何の日は知っていますか。東日本大震災が起きて明日でちょうど3年をむかえます。亡くなられた方は2万人弱です。これだけの大きな被害を受けた地震は未だ記録に残っていません。明日は校外学習です。全校そろって黙とうをすることはできませんが、午後2時46分にそれぞれの活動場所で黙とうをしましょう。これも、人の気持ちがわかる人につながってきます。
平成26年3月10日全校集会にて
水無瀬中学校長 浅井大司