ティーチャーズ アカデミー (2)
- 公開日
- 2013/08/28
- 更新日
- 2013/08/28
校長室から
服部氏による講演「加藤民吉の真実」を聞いた後は、徒歩によるフィールドワークが行われ、「民吉生誕の地 跡」をはじめ窯神神社など加藤民吉ゆかりの地や中心街に残る文化財をめぐりました。
太平洋戦争中、兵器製造のために“金属類回収令”が出され、家庭にある鍋や窓枠、お寺の鐘から橋の擬宝珠(ぎぼし)にいたるまで、いろいろな金属製品が戦争の兵器に姿を変えた時期がありました。フィールドワークで訪問した法雲寺には、金属供出で鐘楼にあった梵鐘がなくなったために、代用品として陶製の梵鐘が置かれたそうです。現在も陶製の鐘が残っており、私自身も10年ぶりに実物を見ることができました。(ちなみに鐘はついても音が鳴らず、割れてしまうそうです)
最後は、スタート地点の瀬戸蔵にもどり、2階の瀬戸蔵ミュージアムで学芸員さんの説明を聞きながら展示物を見学しました。