学校日記

朝の読み語り(7月3日)

公開日
2013/07/03
更新日
2013/07/03

図書ボランティアより

 今日は朝からしとしと雨のふる一日です。
 図書ボランティアの谷口さんが5年2組の教室で読み語りをしてくださいました。そのようすを紹介させていただきます。
 谷口さんは読み語りをはじめる前に、“取らぬ狸の皮算用”ということわざを子どもたちに説明されました。実は、このことわざの意味が本日セレクトされた一冊と深くかかわっていたのでした・・・
 谷口さんが読み語りをしてくださった絵本のタイトルは「ねこのけいさん」(浅沼とおる 作・絵)です。

 はらぺこのネコ2ひきの前を、魚釣りの道具を持ったネズミの父さんが歩いていきます。
「ネズミは1匹、ネコは2匹。でもよく見てごらん、どうやらネズミは魚釣りに行くところ。ネズミが魚を釣ったら、ネズミが1匹、魚が1匹、わけられる。でも、もしネズミが魚を2匹釣ったら?」
 ちょっとまぬけなネコたちの皮算用が始まります。釣りに行くとばかり思い込んでいる欲張りなネコ、それとは対照的にあまりにほのぼのとしているねずみの一家。

 思わぬ結末が待っていました。エンディングや裏表紙にも「ふむふむ」と思わせるイラストがあしらってある楽しい絵本でした。