え〜〜〜っ! こんな遠くまで?
- 公開日
- 2012/01/11
- 更新日
- 2012/01/11
保健室より
インフルエンザの流行期となり、保健室前の掲示物も小幡養護教諭によってリニューアルされました。
ここでは、インフルエンザやかぜがどのように人から人へうつるのかを説明しています。
男の子と女の子の口から青いテープが出ています。テープは「せき(咳)」は3メートル、「くしゃみ」だと5メートルの距離まで伸びました。これは、ウィルスをふくんだ飛沫(ひまつ)が飛び散る長さだそうです。その横には、代表的な3つの感染経路が紹介してあります。
【飛沫感染】
感染した人のくしゃみや咳によって飛び散ったウィルスをふくむ飛沫を別の人が吸い込むことによる感染
【接触感染】
ウィルスがついた物などをさわった手で自分の目や口をさわることによって粘膜(ねんまく)などからの感染
【飛沫核感染】
ウィルスをふくんだ飛沫の水分がじょう発して、とても細かい粒子(飛沫核)となって、空気中をただよい、それを吸い込むことによる感染
人の行動を観察したある調査によると、人間は3時間のうちに平均で「目を7.4回、口を24回、鼻を16回さわっている」というデータが出たそうです。インフルエンザや食中毒の原因となる病原体は手や鼻、口などの粘膜を介して体内に入って発熱、咳、下痢などの症状を引き起こすと考えられています。
「気がつくと顔のどこかをさわっていた・・」という経験はだれにでもあります。これからの季節、しっかり手洗い、うがいをしたいものです。