学校日記

読書週間(11月11日  1年1組)

公開日
2011/11/11
更新日
2011/11/11

図書ボランティアより

 今日は2011年11月11日(金)、読書週間の最終日です。この「11」と数字がそろった日に読み語りを行うのが、これまた「1年1組」!なんともまぁおめでたい!
 さて、1年1組(担任:大秋教諭)では図書ボランティアの原さんが絵本「三びきのこぶた」を読んでくださいました。
 あまりにも有名なお話「三びきのこぶた」ですが、本によってエンディングが異なることをご存じでしたか??
 私が知っているのは、おおかみがぶたの家を壊すことができなくて逃げ出したり、ぶたと仲直りをしたりするストーリーです。
 でも、原さんが読み語りをされた本はイギリスの昔話を忠実に再現してあるので、つぎのようなストーリーで担任の大秋教諭も「びっくり」でした。

 お母さんぶたは、三びきのこぶたをそだてきれなくなって、自分の力で生きいていくようにと、世のなかへおくりだしました。一番目のこぶたは、わらで家をつくり、二番目は木のえだで家をつくり、三番目はレンガで家をつくります。
 一匹目、二匹目のこぶたは、あっさりオオカミに食べられてしまいました。三匹目は悪知恵を働かせ、なんと!最後はこぶたがオオカミをぐつぐつと鍋で煮て食べてしまうのです。「残酷だあ〜!」とは感じさせず、こんな場面でもなんともユーモラスに描きながら生命の大切さを教えてくれているように感じます。
 なんともヨーロッパで生まれたお話らしいですね。