1月13日 学びあう学び
- 公開日
- 2017/01/13
- 更新日
- 2017/01/13
活動の様子
5年生の「学びあい」の様子です。「学びあい」というと、勉強の得意な子が先生の代わりをやるだけなのではないと思われるかもしれませんが、少し違います。大事なのは「わかるまで聞くこと」にあります。「どういうこと?もっとわかりやすく教えて」というお願いは、対先生よりも子ども同士のほうが気軽に聞けるものです。そして何より、教えている子は相手の思いにこたえるために一生懸命説明します。きちんと説明するためには、その問題の本質がわかってないといけません。自分が分かっていることでなければ説明できないものです。つまり、教えるほうも、説明しながら学習課題の本質に迫っていくことができるのです。
有名な思想家ピータードラッガーは「人間は、自らが教える時、実は最もよく学んでいる」という言葉を残しました。これが学びあい学習の精神です。教えるほうも教えてもらうほうも、両方が学習課題に対して等しく学んでいるのです。