日時計
- 公開日
- 2018/06/22
- 更新日
- 2018/06/22
校長室より
生徒玄関の前に、日時計が設置されています。昭和60年度の卒業生の皆さんの卒業記念品です。
南側を向いた日時計の上部から,水鳥のくちばしのような金属板が飛び出ています。この板の先のほうに,直径5ミリほどの小さな穴が開いています。また,この板の根元から下に向かって金属板が埋め込んであって,そこに八の字の図形が描かれています。この八の字のところどころに,日にちが彫られています。南中高度に達したときに,くちばしの先の穴を通った日光がどこを照らすかで,その日が何月何日かがわかるというものです。
冬至が一番上,夏至が一番下に彫られています。昨日は夏至でしたので,本当に日光が一番下のところに来るのか確かめようと思いましたが,あいにくの曇りでした。今日は,1日夏至とはずれていますがいい天気だったので,観測してみました。お昼に日時計を見てみると,ほぼ正確に夏至のところ(6月21日)を指していました。
今から30年以上も前に設置された日時計ですが,今も正確に日をしらせてくれています。