子楽夢(コラム)(光陵だより1月号より)
- 公開日
- 2012/01/12
- 更新日
- 2012/01/12
校長室より
▼昨年の暮れに,毎年恒例の「今年の漢字」が清水寺で発表された。これは,日本漢字能力検定協会が全国公募して一番票が多かった漢字が「今年の漢字」と選ばれ発表される。▼昨年の漢字は,「絆(きずな)」だった。大震災などの災害により家族や友人との絆,助け合う人同士の絆などの大切さを実感した年だった。▼学校は,子どもたちが授業で「学力」を身につけるための大切な場である。さらに,学校生活は,人と人との関わり方を学ぶことができる場でもある。協力すること,助け合うこと,相手を思いやること,ルールを守るなど,人との「絆」を結んでゆくために必要なことをも学んでいる。▼人と結ばれた「絆」は,簡単に切れることはない。その絆は,一人一人の大きな財産となっていく。