学校日記

社会科のつぶやき『こんな本もあります』

公開日
2020/04/27
更新日
2020/04/27

校内風景

 休校が始まって、2か月が経とうとしています。通常だと夏休みは約40日ですので、それよりも長い期間、生徒のみなさんは自宅で過ごしていることになります。そして、休校がさらに延長となりました。今日は前回に引き続き、家庭での生活リズムを整えるコツをお話しします。
南山中学校の図書室は、広さはそれほどないものの、蔵書が充実しています。これは、生徒数が多いことで、購入できる冊数が大きくなるためです。案外知られていませんが、話題の新刊やためになる本もたくさんあります。今日は、『今すぐできる!中学生の勉強法(PHP研究所)』を紹介します。
休校期間中に取り組む課題を配付しましたが、それなりの量です。一気に渡されると、なかなか気が進まないかもしれません。かくゆう私も学生時代はその一人でした。「なんだかなぁ…」と勉強に気持ちがノってこない時は、この本で紹介されている「見える化」を取り入れてみてはいかがでしょうか。
人間、やり始めてしまえばそれなりに頑張れますが、取りかかるまでに時間がかかりますよね。そんなときは、とにかく取り組む時間を「見える化」してみましょう。例えば、ホワイトボードに予定を書き込んで、見えるところに掲示する。この時のポイントは、「見えるところ」です。時計の横などがおすすめだそうです。中学校でも、テスト前に学習計画表を作成し取り組ませていますが、学習を上手に進められる生徒の多くは、計画表を有効活用していました。「生活リズムを整える」誰もが大切な事だとわかっているのに、できる人とできない人の差は、ここにあるのかもしれませんね。
 私も読んでみたい本を、図書室から数冊選んできました。本は手元にあるだけで、なぜか読んだ気になってしまうのは私だけでしょうか。しかしそうならないよう1日1回の読書タイムを「見える化」して読み進めていきたいと思います。