少しずつ少しずつ
- 公開日
- 2014/03/01
- 更新日
- 2014/03/01
校長室より
ポトスという観葉植物を知っていますか。オーソドックスで飽きのこない姿は、観葉植物の定番として長く親しまれています。飲食店や銀行、公共施設でよく見ることができます。みなさんも「これだよ」と指をさせば「ああ」とうなずくでしょう。校長室にもポトスが1株あります。おそらくどこかの高等学校の母校訪問のときにお土産として持ってこられたのでしょう。天井にとどくほど大きくなりにました。毎日見ていても成長はわかりませんが、少しずつ少しずつ成長を続けているのです。勉強もスポーツも趣味も日々のこつこつが大切です。少しずつ、少しずつ−
ABCDの原則ですね。
A(当たり前のことを)
B(馬鹿にしないで)
C(ちゃんとできる人が)
D(できる人)
です。
みなさんが今日聴かせてくれる「水無瀬のひびき」もそうですね。1年生に入学したときは、まだまだ小学生のレベルでした。合唱コンクールで1年生がどれだけ頑張っても3年生を超えることはできません。3年生の方が優勝したいという気持ちが強いからではありません。自分だけが精一杯歌えばいいという自己満足でもありません。聴いている人に自分の気持ちを伝えたいそんな気持ちで、毎日こつこつと練習しているうちに上達してきたのです。先ほど演奏してくれたG組のハンドベルはその典型ですね。今日も必ずやすばらしい合唱で感動させてもらえることでしょう。
平成26年2月28日 3年生を送る会にて 水無瀬中学校長 浅井大司