学校日記

3学期始業式

公開日
2013/01/07
更新日
2013/01/07

校長室より

 3学期始業式式辞
 体育館への集合、退場はとてもすばらしいものがあります。2学期の終業式もそうでした。早く来た学年が静かに座って待つ、後から来た学年はすぐに整列する。当たり前ですが、式が終われば整然と退場していく。学期の始まりと終わりのけじめをつけるという意味ではこれが気持ちいいのです。今回は、それに加えてバスケット部男女と卓球部が体育館の床にワックスをかけてくれました。とてもきれいになってこれまた気持ちがいいですね。
 さて、今年の干支を知っていますか。そうです、巳、すなわちヘビです。今日は、ヘビについてお話しします。ヘビが成長してくると古い皮をすべて脱いで新しい皮に完全に変わります。これを「脱皮」といいます。「ヘビの抜け殻を財布の中に入れておくとお金持ちになる」という言い伝えもあります。ヘビは年に何回か脱皮をしますが、成長期にはその回数が多くなります。逆に年をとってきたり、病気にかかっていたり、環境が悪かったりすると脱皮不全になります。そして、脱皮をしなくなったヘビは滅びます。「脱皮しないヘビは滅びる」というのは、5代前の水無瀬中学校の校長先生、大澤啓三先生がよくおっしゃっていた言葉です。創立50周年の時の校長先生ですから今から16年前になります。誰に対しても優しく接していただける尊敬できる先生でした。創立50周年の記念誌を校長室の前に置いておきます。時間があれば見てください。
 みなさんは、今年度、1学期、2学期とことあるごとに大きく成長してきました。3学期も大きく成長してください。ヘビで例えるならば脱皮を繰り返すことですね。あいさつで、みがきで、合唱で・・・・

                              平成25年1月7日
瀬戸市立水無瀬中学校長 浅井 大司