お昼の放送 ヘルプマーク その後
- 公開日
- 2022/01/27
- 更新日
- 2022/01/27
お知らせ
小学校校長の渡邊です。給食の時間ですが、少しだけ話を聞いてください。
2日前、「ヘルプマークを付けた方に席を譲った。」という話をしましたが、その後、「僕だと思います。」と名乗り出てくれた人がいます。
その人がバスの座席に座っていたところ、ヘルプマークを付けた方が乗ってこられた。その人の体調がいいか、悪いのかは分からなかったけどマークを見付けたので思わず「どうぞ!」と声を掛けたそうです。
ちょっと不思議に思ったので、こんなことを聞いてみました。
「声を掛ける前、断られたらどうしようとか考えなかった?」って。
すると「うーん、あまり考えませんでした。ヘルプマークを付けているっていうことは、どこか悪いかもしれませんから。」という返事。
すごい勇気。そして、めちゃくちゃかっこよくないですか!
校長先生は毎朝、「おはよう!」の声を掛けています。
先生が言う前に、あいさつをしてくれる人もいますし、わざわざ校長先生の前に止まってお辞儀をしてくれる人もいます。また、ちょこんと頭を下げてくれる人もいますし、この頃は生活担当の先生が教えてくれた「+ひとこと」を心がけている人と、いろんなお話をすることもあります。逆に、校長先生があいさつをしても「あれ? 聞こえなかったかな?」と、ちょっとさみしくなるときもあります。まぁ、そんなときは「きっと何か考え事をしていたんだろうなぁ」って思うようにしていますけどね。
にじの丘学園が大切にしていることは、「あいさつ、時間、おもいやり」の3つです。今回はその中の「おもいやり」ですね。そして、この3つが広がれば、みんなが笑顔に、そして、みんなが幸せになれる近道だと思いますから、これからもぜひ続けていきましょう。