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体育館シューズについて

公開日
2010/01/19
更新日
2010/01/19

ニュース

 何度もお知らせしていますように、再来週から体育館が使えるようになります。本日、「体育館シューズの準備について」というプリントを配布しました(HP上でもワードのファイルを開けるようになっています)が、少し補足させていただきます。

 行政(市)側としましては、「新しい床を少しでも長く良い状態に保って欲しい」という願いがあり、当初、「上靴と体育館シューズの使い分けをする」ように伝えてきました。確かに、使い分けをした方が、砂や埃を床に上げることが少なくなり、市側の要望も当然と受け止めました。

 そこで問題になったのが、本校のここ数年の流れです。「体育館シューズは使用頻度が少なく、ほとんど使わない内に、お子さんの足が大きくなり、買い換えなくてはならない」ー こんな保護者の皆さんの声が多く聞かれたそうです。また、学級担任としては、「ロッカーが小さく置き場所がない」「特に低学年では、履き替えだけでも余分な時間を取ってしまう」等の思いがあり、数年前に、「体育館シューズ1足でいきましょう!」という結論が出たそうです。

 市側の「少しでも大切に使って欲しい」という思いは十二分に分かります。しかし、保護者の皆さんの負担も、できるだけ少なくして差し上げないと…。また、担任の毎日の指導のことも、自分が担任だった頃を振り返れば、充分に理解できます。

 最終的には、「体育館シューズ1足で兼用」となりましたが、実はこれからが大変かも知れません。体育館シューズで外に出るような不届き者は厳しく叱られます。昇降口で靴を履き替える時も、これまで以上に気を付けてもらわなくてはなりません。体育館への渡り廊下の掃除を、毎日きちんと行う必要があります。体育館へ入る際には、マットで靴の底をしっかりぬぐってもらわなければなりません。などなど…。

 これから何十年もの間、陶原小学校の子どもたちの、そして地域の人たちの、大切な体育館として使われていくはずです。自分たちの後に使う人たちのことを考えて、みんなが大事に使っていきたいものです。