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小学校外国語活動教員研修会

公開日
2009/12/28
更新日
2009/12/28

ニュース

 一昨日(26日)・昨日(27日)と、愛知教育大学で『小学校外国語活動教員研修会』が開催されました(本校からも、5名の先生が参加しました)。文部科学省中央教育審議会教育課程部会専門委員や文部科学省初等中等教育局視学官といったお偉い方々をはじめ、小学校外国語活動の研究に取り組んでみえる様々な大学の先生方、また、小学校で先進的・模範的な授業を実践してみえる先生方が、「講演」「セミナー」「報告発表会」「公開授業」を実施しました。
 私は英語が専門なので、この種の研修会に、これまで幾つも参加してきましたが、指導者の皆さんの層の厚さ、内容の充実度、参加人数のどれをとっても、現在、日本でNO.1の外国語活動研修会ではないかと思っています(あくまで、自分が知る限りですが…)。私は昨年度も参加しましたが、「今年度も絶対!」と思って、もう半年前に申し込みを済ませました。
 もちろん、内容は期待に違わぬ素晴らしさで、丸2日間の缶詰状態にもかかわらず、疲れもなく、一杯のパワーを受けとった気がします。ただ残念なのは、もう自分が現役ではないことです。もう10年早く、小学校の外国語活動が始まっていれば(もう10年、自分が若ければ)、この2日間の研修の成果を大いに生かすことができるのですが…。せめて、学んだことを、若い人たちに伝え、参考にしてもらえたら…と考えています。
 本市は、23年度の「新学習指導要領完全実施」を先取りし、今年度から、5・6年生で週35時間の外国語活動の授業を行っています。小学校専属のALTが2名配置され、電子黒板が全20小学校に配布されるなど、行政のバックアップも受けることができました。小学校外国語活動は、専門家の間でも賛否両論があるなど、国民全体の賛同は得られていません。しかし、母国語以外にもう一つぐらい、ちょっと話せる言語を身に付けておいて損は無いかも知れません。