学校日記

◎八幡小の歴史(平成14年度 1)

公開日
2013/08/29
更新日
2013/08/29

校長室から

 学校関係者にとって、平成14年度は、さまざまな新しいことが始まった忘れられない一年間でありました。
 まず、その一つ目は「完全学校5日制」となったことです。
 平成4年の9月12日に「学校週5日制」がスタートした時は、毎月・第二土曜日だけが休業日となるものでした。当時は、「留守家庭の子どもの受け皿はどうするのか・・」といったことが議論され、土曜休業日に体育館などの学校施設を開放して、子どもの居場所をつくるなどの措置がとられました。
 平成7年4月22日より、第二土曜にくわえて、第四土曜日が休業日となって、隔週の学校週5日制となりました。
 平成4年から10年間をかけて段階的に導入されてきた土曜休業日、4月6日をもって毎週土曜日が休業日の「完全学校週5日制」が実現しました。
 当時の「学校日誌」を読むと、4月4日(木)に入学式、1学期・始業式が行われたのは5日(金)で、全校児童が登校しました。そのすぐ翌日が土曜日と重なり、新学期がスタートして、さっそくお休みとなったことがわかります。

 「総合的な学習の時間」の授業数が、小学校3、4年生で年間105時間(週に3時間)、5,6年生は110時間(3または4時間)となりました。また、算数では「少人数指導」というスタイルの授業が行われるようになりました。
 これまでずっと瀬戸市内で統一規格であった通知表が、学校独自のスタイルをとれるようになり、その名称もそれまでの「通知表」から「あゆみ」や「のびる子」など特色あるネーミングになったのも、この平成14年度からでした。

 2005年(平成17)に「日本国際博覧会」(通称 愛知万博)が開催されることにあわせて、それまでなじみ深かった「愛知青少年公園」の施設が取り壊されたり、移築されたりして長久手会場に生まれかわることが決定しました。
 菱野団地周辺では、春の遠足に青少年公園へ出かける学校が多く、新たな候補地の選定に悩みました。八幡小学校では近くに愛知環状鉄道の「瀬戸口駅」があることから、それを利用した目的地を探すことになりました・・・