◎八幡小の歴史(平成13年度 1)
- 公開日
- 2013/08/29
- 更新日
- 2013/08/29
校長室から
新たなカリキュラムである「総合的な学習の時間」は、国際化や情報化をはじめとする社会の変化を背景に誕生しました。その内容とは、子どもの“自ら学び自ら考える力”などの全人的な生きる力の育成が求められ、教科などの枠を越えた体験活動や問題解決学習が重視されました。また、学校と家庭・地域との連携も重要課題でした。
具体的な活動としては、「国際理解」や「情報」、「環境」、「福祉・健康」などをテーマにして、英語学習やコンピュータを利用した情報教育、ケナフ栽培による環境教育や田植えや収穫などの体験活動が行われる学校が多くありました。
八幡小学校でも、すでに前年(平成12)から段階的に始められており、3年生以上で年間50〜80時間ほど、「総合的な学習の時間」の授業がそれぞれの学年で行われました。
6月には、3年生が徒歩で40分ほどかかる水田まで出かけて「田植え体験」をしました。秋には稲刈りなどの体験もしたそうです。
回線工事によりインターネッが開通したので、総合的な学習の時間の「情報」では、コンピュータによる“調べ学習”(ネット検索)もできるようになりました。
これまで基礎学力を身につけさせるための勉強を「基礎基本講座」とし、学級単位(担任)で行われていた「学習コンテスト」を「計算・漢字コンクール」という名称にして全校で取り組むようになったのもこの年でした。