学校日記

梅雨明けはいつでしょう・・・

公開日
2013/07/04
更新日
2013/07/04

校長室から

 7月に入りましたが、朝晩はひんやり、すずしい天候がつづきます。“梅雨入り宣言”が報道されたころは、「本当に、梅雨入りしたの?」というような日がつづきましたが、ここしばらくは、梅雨らしく(?)なり、ダムの貯水率も上昇してきたようです。
 今朝も雨がふったり、やんだり・・登校のようすを撮影してみると、時間帯によって傘をさして登校する通学班もあれば、そうでない班もありました。(写真 1〜3)

 夏のはじめに吹き抜けた乾いて、無色透明であった南風も梅雨に入ると、いろいろな表情をもちはじめ、一瞬その姿を色を変えて見せてくれます。
 昔から漁師さんは、梅雨のはじめの強い南風を「黒南風(くろはえ)」、梅雨明けに吹く南風を「白南風(しらはえ)」と呼んできました。
 梅雨のはじめの陰鬱な日に、そよそよと吹く季節風(南風)が黒南風で、梅雨が明けて黒雲が去り、空に巻雲や巻層雲が白くかかる頃に、そよ吹く南風が白南風となるわけです。
 歳時記では、黒南風は仲夏(六月六日〜七月六日)、白南風は晩夏(七月七日〜八月七日)の季語に配されているのだとか・・・

 夏至南風 海は白馬の牧となる   (春明)

 梅雨明けのころの南風のことが“うらしろ(浦白)”とも呼ばれるように、「夏至南風」は白南風と解釈できます。
 夏休みの海のレジャーに思いをはせる子どもたち、梅雨明けがまちどおしいこの頃です。