学校日記

県立大学との連携 (2)

公開日
2013/07/03
更新日
2013/07/03

校長室から

 3時限目、秋田さん(国際関係学科)が個別支援を担当するのは、2年1組(担任:井戸教諭)に在籍するブラジル人の女子(ラリサさん)です。
 ラリサさんは、小学校に入学して2年目になります。放課後に通うフレイレ地域学校(日系ペルー、ブラジル人の子どものための学童保育)や自宅での会話は、もちろん母国語のポルトガル語が中心です。
 小学校で生活する間は、日常的に日本語のシャワー(?)を浴びているためでしょうか、この2年間で驚くほど日本語の会話が上達しました。しかし、授業中など、学習用語などの専門的な言葉が多くなると、「・・・」、「?」という場面も少なくありません。
 こんなときに外国語学部で勉強している学生さんのサポートはとてもありがたいものです。
 今日の学習は、算数の単元「はじめはいくつ」です。テープ図をつかった、ちょっと日本の子どもたちにも難しい文章題に取り組んでいました。