学校日記

30分放課の読み語り(6月14日)

公開日
2013/06/14
更新日
2013/06/14

図書ボランティアより

 ネーバーランドでの読み語りもこれが最終回です。
 図書ボランティアの松田さんらが読んでくださった絵本は「くものすおやぶん とりものちょう」(大型絵本)です。ストーリーは・・・

 お菓子の老舗「ありがた屋」に盗人(ぬすっと)「隠れ羽(かくればね)」から、盗みの予告状が届きました。盗人を待ち受ける‘くものすおやぶん’の前に現れたのは、姿の見えない盗賊でした。悪戦苦闘の親分が、盗人御用(ぬすっとごよう)の名案がひらめきます・・・

 盗人の「かくればね」をはじめ、いろんな虫がリアルに描かれている、まるで昆虫図鑑のようでもあり、また、“隠し絵”のように、蛾(が)が擬態や保護色をつかって、いろいろなページに隠れていて、「ウォーリーをさがせ」のようなゲーム的な要素もある絵本でした。読み語りをするボランティアさんがページをめくるたびに
「あっ! みっけ!」「あそこ、あそこ!」
と、子どもたちが興奮して、前に出て「かぶりつき状態」になるのを、1年担任の大秋教諭が警備員のように制止する微笑ましいシーンもありました。
 最後は、「かくればね」たちもお縄を頂戴!また平和な花見シーズンがやってきて、めでたし、めでたし・・

 読書週間が始まるより前から、“読書の花”などの掲示物、蔵書整理などいろいろな準備に取り組み、期間中も紙芝居の読み語りや読書のアシストなどで盛り上げてくださった図書ボランティアさんにこの紙面をかりて感謝申し上げます。