学校日記

うまくパスをもらうには・・・

公開日
2013/03/12
更新日
2013/03/12

校長室から

 6月12日の杉山教諭(2年2組担任)の研究授業がスタートした校内研修「一人一授業・教師の腕をみがくシリーズ」もいよいよ大詰めを迎える時期になりました。
 シリーズ第12弾は3月12日(火)の2時限、小山教諭が体育「ボール運動(ゴール型)」の授業を運動場で公開しました。
 最近の体育の授業では、ひと口に“ボール運動”と言っても、種目によって「ゴール型」、「ネット型」、「ベースボール型」などに分類されます。
 ネーミングからだいたい想像できると思いますが、サッカーやバスケットボール、タグラグビーなどは「ゴール型」、ソフトバレーボールやプレルボールは「ネット型」、ティーボールやソフトボールが「ベースボール型」となります。
 ワンツーパスでウォーミングアップが終わると、子どもたちは3人組で「パスを通すゲーム」をしました。
 友だちからうまくパスをもらうにはいろいろなコツがあります。子どもたちはゲームをしながらそれを見つけていきます。
 ・アイコンタクトやサインでパスの方向を友だちに知らせる。
 ・パスがもらいやすいポジションへ自分が動く。
 ・相手が受け止めやすい適度なスピードのパスを出す。
 ・相手の移動する先を予想して、その方向にコントロールする。

 萩山小学校でサッカー部の顧問をしていた20年ほど前のこと、ある子どもがこんなつぶやきをしたのを思い出しました。
 「八幡小学校のサッカー部の大河内くんはとてもテクニックがあって、ぼくでも簡単に楽にパスを受け止められる優しいボールを出してくれるんだよ・・・」
 選手たちは良いパスをもらうと「ナイスボール」と声をかけながらプレーする光景を見ますね。
 サッカーのパスも友だちへの言葉のなげかけも、思いやりや状況判断で「うまい」「へた」がわかれるのかもしれませんね。

 3人組のパス練習の後は、男子はフルコート、女子はハーフコートにわかれてゲームをしました。