5年生「いのちのはじまり」 (1)
- 公開日
- 2013/02/23
- 更新日
- 2013/02/23
校長室から
2月22日(金)の2時限目、5年1組(担任:加藤教諭)で保健(性教育)の授業が行われました。
授業を行ったのは、保健室でおなじみの稲垣養護教諭(以下 稲垣教諭)です。稲垣教諭は、子どもたちが健康に生活するために、「病気の予防」をはじめ、友だちとのつきあい方を学ぶ「ソーシャルスキル」や生命について考える「性教育」など、いろいろな学年で保健指導の授業を展開しています。
今日は5年生を対象に「いのちのはじまり」をテーマに授業が行われました。稲垣教諭はまずはじめに、「わたしのたんじょう」という紙芝居を読んで過去の学習履歴を確認しました。
つづいて視聴覚教材によって、男性と女性の身体のちがいや、精子と卵子が出会う「受精」によって生命が誕生することについて子どもたちは理解しました。
さらに稲垣教諭は電子黒板(大型テレビ)を活用して“生命誕生”について説明された視聴覚教材を提示しました。
2〜3億という大量の精子は自分の大きさの3000倍もの距離が離れたところにいる卵子と出会うために、長い長い旅に出発します。その旅の間にはいくつもの試練や難関が待ち構えていること、ようやく卵子を見つけても、たった一つの精子だけがその中に入ることができて、はじめて受精卵となることなど、生命の誕生はまさに奇跡の連続によって成立することを子どもたちは知りました。
コンピューターグラフィック(CG)によって、リアルな受精イメージが再現されたり、実際のお母さんのおなかの中にいる胎児のようすが最新撮影機器で紹介されたりする映像の連続に子どもたちの視線はくぎ付けになっていました。
生命の神秘を見つめる子どもたちの表情に年齢のちがいはあまりなさそうです・・・