初任者研修も終盤です!
- 公開日
- 2013/01/31
- 更新日
- 2013/01/31
校長室から
1月31日(木)の5時限、4年1組担任の藤谷教諭が算数の研究授業を行いました。
藤谷教諭は今年度の新任教員ということで、校内だけでなく、校外の教育機関や事業所の職場体験など、さまざまな研修を受けてきました。また、当ホームページではこれまでにも研究授業について紹介させていただきました。
1月も今日でおしまい!こうした「初任者研修」もいよいよまとめの時期になってきました。
今日は八幡小学校の全職員が見守る中、藤谷教諭は「分数」で‘ 帯分数の入った計算 ’をテーマに授業を行いました。
「帯分数」、「真分数」、「仮分数」などは、大人になるとほとんど耳にすることがなくなった用語ですね。
「式の中に、帯分数と真分数がまじった計算」で、子どもたちは帯分数を整数と真分数にわけたり、仮分数になおしたりして、たし算やひき算の練習をしました。
藤谷教諭は、機械的に計算する活動だけでなく、理論的に理解して、文章表現ができるような子どもをめざして「テープ図」などの教具を準備して授業に臨みました。
表現力の定着をめざす活動に熱心になりすぎて授業のペース配分が計画よりおくれてあせる場面もありましたが、授業の舵取りなどが4月より上達して、少しずつ“藤谷流”の授業スタイルができてきたように感じました。
授業後は校長室で研究協議会が行われ、授業のふりかえりが行われ、先輩教員からいろいろな感想や助言が出されました。
この一年、藤谷教諭の授業風景を撮影してきましたが、1学期は藤谷教諭が説明する場面を撮影しようとシャッターを切るとせわしい(?)動作で、顔がブレたり、視点が不安定な画像が多く、ねらった構図の写真がなかなか撮ることができませんでした。
今日の彼女は、静止して子どもたちの表情を見ながら、子どもたちに言葉を投げかける姿など苦労せずに撮影するチャンスが多くあったことからも、所作に落ち着きがあり、子どもたちの発言にも微笑みながらうなずく余裕も見られるなど、彼女が一歩ずつ着実に成長していることを感ずることができた授業でした。