学校日記

18日(土)の落雷で学んだこと

公開日
2012/08/23
更新日
2012/08/23

校長室から

 本日(23日)は、二十四節気の一つ「処暑(しょしょ)」にあたります。
 暑さが峠(とうげ)を越えて後退し始めるころという意味があります。『暦便覧』では「陽気とどまりて、初めて退きやまむとすれば也」と説明されてもいます。
 朝晩はときどき涼しい風が吹き、空を見上げるとなんとなく秋の気配もただよいます。しかし、日中は・・まだまだ残暑が厳しいですね。
 8月18日(土)は全国各地で落雷による事故の報道がありました。瀬戸市内でも「ひょうが降った」という記事が新聞に載りましたね。
 この菱野団地の3つの小学校も落雷の影響で、コンピュータや電話、電気回線に被害がでました。
 特に原山小学校では、新聞で報道されたように「電信柱に落雷」という事故がありました。子どもの命に関わる事故でなかったことが何よりでした。(写真記事 1)
 八幡小学校はインターネット回線がダメージを受けたため、原山小学校へ電子データを送ることができず、先日、USBでデータを持っていく機会に落雷現場を見せてもらいました。(写真 2)
 落雷のあった電信柱だけでなく、その横にあった木もダメージを受けたようで、幹(みき)のとちゅうからザックリと裂けていました。(写真 3・4)
 カミナリは高い物に落ちやすい特性があり、「煙突や高い樹木などの真下は危険度が高い」と言われます。原山小の裂けた木の写真がその証明かもしれません。
 新聞記事によれば、木のてっぺんを45度で見上げる範囲内で、なおかつ根元から4メートル以上離れた場所が安全なのだとか・・(写真 5)
 これまでの「カミナリが鳴ったら木の下へ避難して雨宿りしたほうが良い・・・」というのは誤りで、なるべく低い姿勢を保ちながら、屋内やクルマの中へ逃げ込むのが安全なようです。