学校日記

広告ではありません。算数の教科書なんです・・

公開日
2012/02/10
更新日
2012/02/10

校長室から

 チラシ・広告に見えますが、5年生算数・教科書の1ページなんです。学習内容により親しみをもってもらおうと身近な生活に関連した題材を使用するなど教科書にもいろいろな工夫がされています。
 2月10日(金)の3時限目、5年1組(佐藤教諭:担任)では算数「割合を使って」の学習が行われていました。
 
 “平成18年度に杉並区の1人が1日あたりに出したごみの量がおよそ649g、平成19年度がその5パーセント減、平成20年度が19年度のさらに9パーセント減。20年度のごみの量はおよそ何グラムか? 上から二桁の概数でもとめよ”

 この課題では、パーセントを小数に置きかえる、「5パーセント減」を計算式で表記する、割合を2段階で計算する、答えを概数で求める・・とてもたくさんのハードルを乗り越えなけれいけません。
 こんな場面では、子どもたちに「割合をつかう」というプロセスに集中させるために「電卓」という強い味方を使用するんです。
 (私が子どもの頃は小数点の入った複雑な計算にとまどい、問題の本質を見失ってしまうことも少なくありませんでしたが・・・)