初任者の研究授業 (1)
- 公開日
- 2012/02/09
- 更新日
- 2012/02/09
校長室から
2月9日(木)の5時限目、初任者教員の洞口教諭(3年2組 担任)が一年間の研修のまとめとして、研究授業(道徳)を行いました。
これまで「一人一授業公開」ではたくさんの授業を参観して、いろいろな教員の指導技術や効果的な教材・教具を見てきた洞口教諭が今回、どんな授業をするのか私自身も興味津々でありました。
今日の授業で洞口教諭は、「おばあさん」という読み物資料を使用して「思いやり・親切」について考えました。
たくさんの人でこみあったバスの中で、大きな風呂敷づつみを二つもさげたおばあさんが席のはしにしがみついて立っていました。となりの席の男の人はおばあさんをにらみつけてぶつぶつ言っています。ほかの乗客はというと、そのおばあさんに気づかないふりをしています。バスがカーブでゆれると、おばあさんはとうとうよろめいてしまいました。
近くの席にすわっている主人公(わたし)はどうしたらよいか心が揺れ動きます・・・
洞口教諭はこの時の主人公(わたし)の気持ちを子どもたちに想像させました。
子どもたちは「席をゆずる気持ち」と「ゆずらない気持ち」、葛藤する心を「心情円盤グラフ」(当HPで2年1組 井上教諭が活用した授業を紹介しましたね)で表示し、そのわけなどをワークシートに文章で表しました。