学校日記

「かみなりの国」(1年2組)

公開日
2012/02/08
更新日
2012/02/08

校長室から

あるところに、かみなりの親子がおりました。
子どもの雷が村へおりていくと、大人も子どもも、年寄りも、神主さんを中心にして、大きな声で祈っています。
あわてて田んぼの方を見ると・・・ 何ということでしょう。田んぼはカラカラに乾いていて、稲は黄色くなりかけています。畑の方を見ると、土が白く乾いていて、トマトやナスは、ぐったり葉をたらしています。

「これは大変!!」
 子どもの雷は、大急ぎで小さい雲に飛び乗ると、お父さんの所へ帰っていきました。
「お父さん、大変だ!!。下の村を見てごらん。稲も野菜もみんな枯れそうになってるよ!」
「え?? なんだって?」
 お父さん雷は、大きな目ン玉をギョロリとあけて下を見ました。
「そうか。この頃、わしも怠け癖(ぐせ)がついておって、雨を降らすのをすっかり忘れとったわい。さっそく 雨を降らすとしよう。」

 節分を前に、1年2組は担任の加藤教諭の読み語りを聞いて、親子の鬼(雷)を描きました。
 赤い鬼、青い鬼、みどりの鬼、はだ色の鬼・・・いろいろな鬼が太鼓をたたいたり、ジョロで水をまいたりする様子がユーモラスで楽しいですね。(写真 1)

 写真 2:日比さんの作品
 写真 3:佐藤くんの作品
 写真 4:高山さんの作品