大学生による研究授業
- 公開日
- 2011/12/21
- 更新日
- 2011/12/21
校長室から
12月21日(水)の3時限目、愛知教育大学4年の須田さん(数学科)による算数の研究授業が4年1組(担任 小山教諭)で行われました。須田さんは年末に卒業論文を書き上げ、規定の単位を取得して、大学を卒業できれば、4月には岐阜県内の学校の教壇に立つことになります。彼にとってこの授業は、大学での研究成果を現場で実践するチャンスであると同時に「第3の教育実習」の機会でもあります。
今日の授業のテーマは「小数をつかった問題をつくってみましょう」です。子どもたちの身のまわりの生活の中で「小数」で表されたものはいろいろあるのですが、いざ「問題づくり」の場面となると、具体的な事例はなかなか思い浮かんでこないものです。また、小数であらわされたものの長さ、大きさ、重さなども体感しにくかったり、問題文を作成するための文章表現力も要求されたりするなど、とても高いハードルの授業でしたが、4年1組の子どもたちが大学生のお兄さんの期待に応えようと一生懸命に指示を聞き、課題に集中して取り組む姿が印象的でした。