校内研修・11月22日(2)
- 公開日
- 2011/11/23
- 更新日
- 2011/11/23
校長室から
おさむさんに、にらまれた時の「わたし」の気持ちはどうだったのか、子どもたちは想像しました。そして、「もう一度、おさむさんに注意するかどうか」について話し合いました。
この話し合いの場面でも「気持ち・考えを表すグラフ」を使用しました。
「赤色」は「ちゅういできない」、「青色」は「もういちど注意する」です。机の上のグラフを見ると、青の割合が多い子ども、その反対、赤、青が五分五分・・揺れ動く心がグラフに表れていきます。
「1年生がかわいそうだから注意する」、「注意しても止めないから、注意しない」「やっぱりおさむさんがこわいから・・」、素直に自分の気持ちを表現したり、友だちの意見への感想を加えながら自分の考えを発表したりする子どもたちの姿が印象的でした。
井上教諭は授業の最後に「勇気」という言葉の意味を説明しました。
子どもたちは「勇」という文字が「マ」と「男」から成り立っていると考えていますが、実は「力」と「甬」が組み合わさっているのだということ。そして、「甬」には「一歩出る」とか「あがって出てくる」という意味があることを説明しました。
たしかに「足」がつく「踊」は、ステップで一歩踏み出しますね。「さんずい」がついた「涌」は地面から水があがってくる様子を表しています。
「勇気」の「勇」という文字には、「力をこめて、一歩ふみだす」や「力をふりしぼって、体の内にあるものを外へ出す」という意味があったのですね・・・