学校日記

読書週間(11月9日)

公開日
2011/11/09
更新日
2011/11/09

図書ボランティアより

 9日(水)は図書ボランティアの水野さんが1年2組で読み語りをしてくださいました。水野さんのいつもやさしい読み語りの口調は私の心もほっとあたたかくしてくださいます。
 水野さんが読み語りに選ばれたのは「こりすのおかあさん」(作:浜田 廣介 絵:いもと ようこ)です。

 森の動物たちの学校ごっこ。おさるさんの先生から、人間の子どもがお母さんにいじわるする話を聞いて、「そんなことをするとお母さんはもう帰ってこないよ」という動物たち。それを聞いたこりすは、昨日自分がおかさんにいじわるしたことを思い出し、授業中であるにもかかわらず、あわてて家に戻ります…。

 小学生の子どもたちも低学年ですと、授業中に「いまごろ お母さん 何しているかな?」なんて考えて、急にお母さんが恋しくなってしまう子がときどきいるんです。授業時間だけでなく、それが登校途中だったり、野外活動中だったり・・
 本日、読み語りを聞いていた1年2組の子どもたちの中にもきっと、こりすさんに共感できた人がいるのではないでしょうか。

 絶対的な信頼をよせている子どもたち。その姿が本当にいじらしい…。子どもだけでなく、おかあさんたちもこの絵本を読んで、ほっこりなってもらいたいです。