学校日記

今日の一冊(不思議な黒板)

公開日
2011/11/08
更新日
2011/11/08

図書ボランティアより

 これは前任校に勤務している時に知った本です。読み聞かせボランティアさんが4年生を対象に読んでいたところを私は写真撮影していたのですが、知らず知らずのうちに物語の世界に引き込まれてしまった記憶があります。
 タイトルは「不思議な黒板」(作:山の仙蔵 絵:青山邦彦)
 
 4年4組の教室にある不思議な黒板。子どもたちが気づかないうちに黒板には文字が浮かび上がります。そこに書かれていることはどんどん現実のものになっていきます。
 ある日、うかびあがった文字に導かれ、子どもたちは互いに手を取り合い、団結が生まれます。
 朗読をドキドキしながら聞いているうちに、まるで映画をみているような気持ちになりました。ラストシーンには涙が・・・
 黒板が残したメッセージの意味とは・・喜び、悲しみ、泣き、笑い…。今をせいいっぱい生きること。支えあう心が生んだ奇跡の物語がそこにあります。

 ぜひご家庭でも読んでいただきたい1冊であります!