学校日記

学校保健委員会

公開日
2011/10/19
更新日
2011/10/19

保健室より

 10月19日(水)の5時間目、学校医の大竹一生先生(おおたけニコニコクリニック院長)を講師にお迎えして、学校保健委員会を開催しました。大竹先生は人間の睡眠と脳との関係を専門に研究され、医院では「睡眠無呼吸科」も開設してみえます。
 今日は大竹先生が6年生児童を対象に「元気になる眠り」と題した保健の授業をしてくださいました。
 代表児童が事前アンケート「昨日の夜は何時に寝ましたか?」の調査結果を発表して授業はスタートしました。アンケートから、予想以上に「夜ふかしをしている子どもが多い」ということがわかりました。
 大竹先生は最初に、子どもたちに眠りの必要性をくわしく説明してくださいました。
 睡眠不足は体の成長だけでなく、脳の働き、学習にも大きく影響をあたえること。また睡眠が足りないと体内にで分泌される物質によって「やせる」どころか「太ってしまう結果」になること。さらに神経のバランスがくずれてキレやすくなってしまうそうです。
 次に「朝、上手に起きる」ために、眠りにつくときに気をつけることを教えてくださいました。
 大竹先生は「脳の重さは体重の2パーセントしかないけれど、エネルギーの消費量は全体の18パーセントもあり、筋肉や肝臓と同じくらい重要である」と話されました。
 最後に「なりたい人になるには、努力を続けないとなれない。その努力は眠らないと続けられない。 みなさん素敵な大人を目指してください。」としめくくって授業が終わりました。
 学校保健委員会に参加してくださった保護者のみなさまにはこの紙面をかりて御礼申し上げます。