学校日記

リンゴ病にご用心!

公開日
2011/06/22
更新日
2011/06/22

保健室より

 愛知県健康福祉部から「県内182カ所の定点調査で、例年より伝染性紅斑(リンゴ病)の報告数が多く、今後も増えるおそれがあるので注意してほしい」との連絡がありました。

 「伝染性紅斑」(リンゴ病)とは・・・

・ 両方の「ほお」が、りんごのように赤くなり、少し盛り上がることから「リンゴ(ほっぺ)病」と呼ばれます。
・潜伏期間(10〜20日)の後、ほおに赤い発疹が出ます。1〜2日すると、発疹は腕や足にもあらわれ、真ん中が薄く、周りが赤いレース模様のようになります。
・熱は、出たとしても微熱程度です。
・発疹は1〜2週間でおさまりますが、一度消えたのにまた発疹が出ることもあります。
・入浴したり日光に当たると、かゆみが強くなることがあります。
・発疹が出ているときは、日光は避けて家の中で過ごしましょう。


・りんご病の原因は、ヒトパルボウイルス。飛沫または接触で感染します。
・感染力があるのは、発疹が出る前1週間くらいの間です。
・発症した時点では、すでに人にはうつりません
・現在は「出席停止」の扱いにはなりません。

 伝染性紅斑(リンゴ病)にはワクチンはありませんので、対症療法となります。
予防法としては、「うがい・手洗い」を励行してください。また、風邪のような症状の人との接触をなるべくさけてください。