手足口病警報が発令されました!
- 公開日
- 2011/07/15
- 更新日
- 2011/07/15
保健室より
愛知県下において、7月7日に手足口病警報が発令されました。
◇手足口病について
手足口病は、乳幼児を中心に夏季に流行するエンテロウィルスによる感染症で、学童でも流行がみられることがあります。
一般的な症状では、3〜5日の潜伏期をへて、口の中や手のひら、足のうら、足の甲などに2〜3mmの小さな水泡があらわれます。ときどき、水泡はひじ、ひざ、おしりなどにもできることがあります。発熱はまれにみられますが軽く、38度以下のことがほとんどです。通常は3〜7日で消えていきます。
ごくまれに髄膜炎や脳炎などを生じることがあるので、高熱や嘔吐、頭痛などがある場合は注意が必要です。感染経路では、飛沫感染や患者さんの便によって感染すると考えられます。
◇予防について
手足口病にはワクチンがなく、感染しないよう予防に心がけることが大切です。感染予防対策としては、うがい・手洗いをこまめに行いましょう。症状がみられる場合には早めに医療機関を受診しましょう。