学校日記

子楽夢:コラム(光陵だより4月号より)

公開日
2011/04/30
更新日
2011/04/30

校長室より

 初回の「子楽夢」には,ふさわしくないかもしれませんが,今,思うことを。
 東日本大震災について,毎日,新聞やテレビでその被害状況や避難生活を送っている人たちのニュースを見ると心が痛む。何かしなければとも。そんな中,義援金詐欺や避難して留守になった家への侵入・窃盗などのニュースを耳にすると本当に信じられない,悲しい,怒りが込み上げてくる。
 人は苦しい時ほど誰かの助けが必要である。それは,お金や物資も必要だが,一番必要なのは,「あたたかい心・支えてあげる気持ち」だと思う。震災の復興には,かなり長い年月が必要だと思う。それを支える力は,「心」だと思う。直接被害を受けなかった私たちにとって必要なことは,被災した方々の苦労を常に忘れずに生活することだと思う。