全校集会
- 公開日
- 2017/09/25
- 更新日
- 2017/09/25
校長室から
9月25日(月)の朝,全校集会を行いました。
はじめに,伝達表彰をしました。「少年の主張」作文コンクールの愛知県大会で努力賞を受賞したW・Hさん,せともの祭りのこども陶芸展で入賞したI・Y君はじめ美術部の生徒5人,ソフトテニス大会で3位に入賞したT・RさんとT・Kさんの表彰をしました。
校長講話では,「きまり」について話しました。
「きまりは,人が複数で生活していくために必ず必要になります。しかし,自然科学の法則とは違い,『絶対にこうだ』というきまりはありません。江戸時代は農民の子どもは武士になることはできませんでしたが,現在では努力すれば希望する仕事に就くことができます。人間のつくるきまりは,時代や地域で違うということはよくあります。人々が経験や話し合いで,自分たちのきまりを決めていきます。
きまりの一番の役目は,集団の秩序を守ることです。『人に迷惑をかけない』『自分がされて嫌なことは人にしない』ということが大原則です。しかし,社会には,人の迷惑になるわけではないけれども,こうした方がよいということで存在するきまりもあります。たとえば,車に乗る時はシートベルトをしなければいけないというきまりが,これにあたります。
さらに,学校には,いろいろな人が生活する一般の社会と違って,特殊なきまりがあります。それは,学校には子どもを教育するという目的があるからです。ある目的をもってつくられている集団には,その目的が達成できるようなきまりが必要になります。たとえば,子どもを勉強に集中させるために『ゲームや漫画を持ってきてはいけない』というきまりがあります。
今,生徒会が中心になってネックウォーマーの扱いについて話し合いが始まっています。この機会に,きまりのこと,自分たちの生活のことなどについてよく考えてみてほしいと思います」