校長特別授業(3年社会)
- 公開日
- 2017/02/16
- 更新日
- 2017/02/16
校長室から
卒業を控えたこの時期,昨年度は,幡山中学校の校歌にちなんだ「全校特別授業」を行いました。今年は,その機会を,本校卒業生で,CGなどの先端産業の担い手として活躍されているI・Yさんにお願いしました。全校特別授業は,2月28日の午後に開催します。
今年度の校長特別授業は,各教室で,1時間ずつ行うことにしました。小学校3年生から中学校3年生まで6年間勉強した「社会科」という教科のまとめとなるような授業になればと思っています。社会科の教科のねらいは,よき公民としての基礎を築くことです。
選挙年齢が18歳に引き下げられたため,あと3年すれば選挙に行く年齢になります。政治についても関心をもってほしい,そして,いろいろな情報をもとにきちんと自分なりの判断をしてほしいという願いを込めて授業をしました。
少子高齢化が急激に進む日本において,歳入をいかに確保していくかが大きな課題になっています。もし税収を上げるとしたら,所得税を増やした方がいいか,消費税を増やした方がいいかということを皆で議論しました。どちらも一長一短あり,こちらが正しいという結論は出ませんが,幅広く,そして深くものごとを考える機会になったのではないかと思います。
生徒たちは皆真剣に考え,積極的に話し合っていました。やはり「知的に興奮する」刺激を提供することが大切だと改めて思いました。「学ぶことはおもしろい」と思ってくれたなら本望です。
明日は3学期の学校公開週間の最終日です。2時間目は3年A組,3時間目は3年B組で同様の授業をします。興味のある方はぜひお越しください。