科学教室(科学写真部)
- 公開日
- 2016/07/29
- 更新日
- 2016/07/29
校長室から
7月29日(金),科学写真部の生徒たちが,南山口町にある瀬戸窯業技術センターに出かけ,「科学教室」に参加しました。
この催しは,瀬戸窯業技術センターの方が幡山中学校の科学写真部の生徒たちのために開いてくださる催しです。
今日勉強したのは,「石膏」です。
石膏は,水と混ぜると液状になり,やがて堅くなるという性質があります。型に流し込めば,複雑な形でも忠実に複製することができます。この性質を使って,陶磁器の石膏による成形技術が生み出され,戦後の瀬戸の陶磁器産業を支えました。
科学写真部の生徒は,石膏で手形を作る体験をしました。まず,粘土に手形をつけます。そのくぼみに,溶かした石膏を流し込みます。周りを囲ったおおいをはずし,粘土を取り除くと手形が完成します。
瀬戸の伝統的な技術にふれるとともに,世界に1つしかない記念の品ができました。