負の数(1年数学)
- 公開日
- 2016/05/26
- 更新日
- 2016/05/26
校長室から
1年生が,数学の時間に「負の数」,つまりマイナスの数について勉強しています。
日常生活でも気温や高さなどマイナスで表わすことがあるので,マイナスの数があるということを理解することはそれほど難しくありません。ただ,マイナスの数を,引いたり,かけたりするということは理解しづらいことです。
今日は,負の数の掛け算を勉強していました。
経験則的に,マイナスの記号が奇数個ある掛け算は負の数に,マイナスの記号が偶数個ある掛け算は正の数になるという結論になります。
中学校の数学にあるこのような「帰納法」的に結論を導いていく方法は,「結論を覚えればOK」ということになりがちですが,通常の演繹法的な方法と説明の仕方が違うことに気づく生徒がいれば大したものだと思います。