科学教室(科学写真部)
- 公開日
- 2015/08/05
- 更新日
- 2015/08/05
部活動
7月28日(火),科学写真部の生徒たちが,窯業技術センターに出かけました。
窯業技術センターは,正式名称を「あいち産業科学技術総合センター 瀬戸窯業技術センター」といいます。南山口町にあり,学校から歩いて10分くらいのところにあります。
センターの方のお骨折りで,毎年,「科学教室」という催しを開いていただいています。
今年は,「磁器」づくりに取り組みました。
「陶磁器」という言葉がありますが,「陶器」と「磁器」を合わせた言葉です。
瀬戸で古くから作られている焼き物が「陶器」で,加藤民吉が製法を九州で学んできたのが「磁器」です。
「陶器は土もの,磁器は石もの」といわれるように,陶器はいわゆる粘土を材料にします。磁器は,ガラスの原料になる「長石」などの石の粉末を材料とします。
瀬戸市内の小中学校で行われているせともの作りは,皆,陶器を作っています。
今回,科学写真部の生徒たちは,磁器作りを体験させてもらいました。
材料の粘土は,陶器の粘土よりも加工しにくく,形を整えるのに苦労しました。「せともの」について,理解を深めることができました。