球の面積(1年数学)
- 公開日
- 2015/02/19
- 更新日
- 2015/02/19
校内風景
1年生の数学で,このクラスは,立体のまとめの勉強していました。今日は球の表面積について勉強していました。
球の体積や表面積の公式は,紀元前3世紀にギリシャの数学者アルキメデスが発見したと言われています。
球の表面積Sは,半径をrとした場合,以下のようになります。
S=4πr²
円の面積が,πr²なので,同じ半径の球の表面積は,円の面積の4倍になるということです。
中学校の数学では,なぜ同じ半径の円の4倍になるのかということは勉強しませんが,経験的に4倍になることを学びます。
ひもを円の上でぐるぐる巻きにします。そのひもを伸ばして円の表面積を長さで表します。
続いて,半球の上に同じひもを巻きつけます。そのひもを伸ばして,円の表面積を表すひもの長さと比べます。半球の表面積を表すひもは,円の表面積を表すひもの長さのちょうど2倍になります。半球で2倍なら,球だと4倍になるというわけです。
球の表面積が円の面積のちょうど4倍になるということは不思議な感じがします。なぜ4倍になるのかは高校で勉強してほしいと思います。