全校集会
- 公開日
- 2014/11/10
- 更新日
- 2014/11/10
校長室から
11月10日(月)の朝,全校集会がありました。
はじめに,赤い羽根共同募金のポスターと標語のコンクールの入賞者,読書感想文コンクールの入賞者の表彰を行いました。
その後,校長講話として,「情けは人のためならず」ということわざの話をしました。
3年生の国語で,「慣用句・ことわざ・故事成語」の勉強をします。「情けは人のためならず」ということわざは,間違って使われやすい例として教科書に掲載されています。このことわざは,次のような2通りの意味で使われることがあります。
ア 情けをかけてやさしくしてあげると,結局はその人が甘えてしまい,その人のためにならないという意味。
イ 情けをかけてやさしくしてあげることは,その人のためだけではなく,めぐりめぐって自分のためにもなるという意味。
どちらが正しいかおわかりでしょうか。「イ」が正しい意味です。思いやりのある行いをすることは結局は自分のためにもなるということです。
その後,道徳の教材にも使われる「地獄と天国」の話をしました。長いスプーンを使って食事をする地獄と天国の様子を比べたものです。地獄では,皆が自分のことだけを考えて行動するので,結局誰も何にも食べられない。天国では,周りの人に食べさせてあげることで,自分も食べられるというお話です(詳細は,割愛します。興味のある方は,お子さんからお聞きください)
生徒たちの心のどこかに残って,いつかふと思い出してくれたら本望です。