ドライポイント(1年美術)
- 公開日
- 2014/09/24
- 更新日
- 2014/09/24
校内風景
1年生が美術の時間に,「ドライポイント」に取り組んでいます。
透明な塩化ビニルの板を,先のとがったニードルで傷をつけていきます。傷をつけたところがインクの入る溝になり,刷るとその部分が黒い線になります。普通の木版画は彫り残したところが黒くなりますが,ドライポイントは彫ったところが黒くなります。生徒たちが小学校で勉強した,石膏版画の原理は木版画と同じです。
今日は,練習用の塩化ビニル板を使って,ニードルでの彫り方(傷のつけ方)を勉強していました。
また,下書きにも取り組んでいました。1本の輪郭だけで表現しようとすると全体が白っぽくなってしまいます。下書きをできるだけ描き込んで黒い部分を多くするとともに,引く線の方向や太さなども工夫するように指導されていました。
作品の完成が楽しみです。