ハンゲショウ
- 公開日
- 2014/06/29
- 更新日
- 2014/06/29
校長室から
本校の校区の本地地区に,「ハンゲショウ」の群生地があります。「本地の郷」とよばれる所です。幡山西小学校出身の生徒は,知っているかと思います。
ハンゲショウは,漢字では「半夏生」と書きます。
ハンゲショウは,ドクダミ科の多年草です。夏至から数えて11日目を暦で「半夏生」といいます。その頃に花をつけるので,ハンゲショウと名付けられたといわれています。花は白いのですが,全体が白く見えるのは葉が白く変色するからです。葉が白く化粧したように見えるので「半化粧」とも呼ばれます。
今年は6月21日が夏至でした。「半夏生」は7月2日です。今年は例年よりも白くなるのが早かったということで,ちょうど今が見ごろです。
ハンゲショウは瀬戸市内でもいろいろなところで見られますが,これだけの群生は市内で一番だそうです。本地地区の有志の方々が大切に保護し育ててみえるハンゲショウ。ぜひ一度足を運ばれてはいかがでしょうか。