助け合おう日本〜東北太平洋沖地震の募金活動3日目〜
- 公開日
- 2011/03/23
- 更新日
- 2011/03/23
生徒会
3月22日(火)、今にも雨が降りそうな曇り空の下でしたが、雨に降られることなく、幡山中学校生徒会は募金活動最終日を終えました。
瀬戸口駅では、
「おはようございます!募金にご協力お願いします!」
という大きな声が響き、多くの通勤通学の方たちが生徒の前で足を止め、募金をして下さいました。そして、募金をして下さったみなさんに、
「ありがとうございます!お預かりします!」
と生徒たちは元気よく返答していました。
また中には、家族の方を送りに来られた方が、わざわざ車から降りて、
「頑張ってね」
と募金をしてくださったり、切符を購入後、生徒のところまで戻って募金してくれたり、今年幡山中学校を卒業した生徒が、募金のためだけに、瀬戸口駅前へ足を運んでくれたりしてくれました。
募金風景の中で、ある高校野球部のみなさんの行動がとても素敵だったので紹介します。その野球部のみなさんは、たまたま今日、瀬戸で練習試合があるため、瀬戸口駅で降りて会場へ向かおうとしていたところでした。そのとき、私たちの募金活動を目にされたのです。すると、部員の一人が誰かに言うわけでもなく、さっと財布を開けて、お金を取り出しました。そして募金箱にそのお金を入れてくれたのです。すると、一人、また一人と財布を取り出し、募金を始めたのです。お互いが声を掛け合い、結局20名近くいた部員のみなさん全員が募金に協力してくれたのです。そして、最後に
「頑張って下さい!」
と声をかけて去っていきました。
その心温まる行為に、募金活動をしていた生徒たちの顔に、たくさんの笑顔が生まれていました。
学校でも生徒たちは最後の日まで募金に協力してくれました。集まった募金は、瀬戸市社会福祉協議会を通して、日本赤十字社へ送られ、被災者の皆様の復興に役立てて頂きます。ご支援ありがとうございました。
集まった募金金額 303,761円
一人の力は小さいが、みんなの力が集まれば、大きな力になる。一人ではできないことも、みんなが集まればできるようになる。そんなことを教えてもらえました。
みなさんに感謝いたします。
幡山中学校生徒会一同