2月2日(火)午後、2年生は体育館に集合し、キャリア教育講演会を聞きました。
講師には全国各地で「就職対策授業」などを行っている、「私が一番うけたいココロの授業」の著者・比田井 和孝さんをお招きし、約1時間のお話を聞きました。
講演の中で比田井さんは、
・ 大切なのは本気の「あいさつ」「そうじ」「素直」。
・ 人間性を高めることで、周りも自分も幸せになる。
・ 就職することも大切だけど、就職してからのことの方がもっと大切。
など、これからの人生の糧となることをたくさん語ってくださいました。
2年生にとって今回の講演は、働くことの意義を見つめ直し、これからの進路について考えるよい機会になったことと思います。人生が変わることを実感した生徒は、比田井さんに、早速メールを打ったかもしれません。長野から往復9時間もかけて来ていただき、貴重な時間を生徒に与えてくださったことに感謝申し上げたいと思います。
生徒の感想文や、講師・比田井さんのプロフィールなどは、「詳細はこちらから・・・」をクリックしてください。
講演の中にあった「母の貯金」を聞いて、生徒が書いた感想文を紹介します。
最初は正直よく分からなくて、なんだか眠たいなぁなんて思ってたけど、だんだん
「あっ、これって自分の事じゃん!」
って思った。私なんか、まさしく“くれない族”だと思う。
(注:くれない族=〜してくれない、〜やってくれないと不平不満を言う人たちのこと。)
「自分は今、こんなに頑張っているのに、どうして誰もわかってくれないんだろう。」
と、毎晩母に八つ当たりしていた。今日の話を聞いて、本当にわかっていないのは自分自身だった事にやっと気付いた。だから「母の貯金」のお話の中で、主人公の母が亡くなった場面で、思わず涙が流れてしまった。
自分は母に色々言っては後悔して、言っては後悔して。それのくりかえしだったけど、もし、もしも、母がいなかったら・・・、なんて想像もできない。だって母がいるから、母がいてくれるから、今の私が、ここにいるんだなあって。
私は後悔したくないから絶対親孝行したいと思う。よく考えてみると、母はいろんなものを自分に与えてくれたから、これからは自分が母に与えていきたいと思う。
講演の最後に、比田井先生から希望者対象に「宿題」が出されました。それは、比田井先生が準備してくれた「鏡の法則」というお話を読んで、その感想を比田井先生にメールで今日の深夜12時までに送るというものでした。強制された宿題ではありませんでしたが、あっという間に先生が用意した冊子はなくなったことからも、今回の講演が生徒たちの心に響いたことが伝わってきました。
講師プロフィール
比田井 和孝氏
1969年5月18日長野県望月町(現佐久市)生まれ。
望月中学校、野沢北高校、東京理科大学を卒業。
現在は上田情報ビジネス専門学校副校長。
日夜学生の幸せを考え、バリバリ実行していく熱血漢で、
その行動力と人柄を慕って、
様々な職種の方々が全国から彼のもとを訪れる。
「就職対策授業」では、形ばかりの就職指導ではなく、
物事に対する姿勢や「人として大切なこと」を説く。
学生達は、そのアツい授業に思わず引き込まれ、感動し、
時には涙することも。
この授業で見違えるように変わった学生も多い。
また、全国各地からの講演依頼が後を絶たず、
講演実績は20,000人を超え、
「号泣しました・・・」 「人生を変える一日になりました」
など、感動の声が毎日続々と寄せられている。