2学期 始業式
- 公開日
- 2023/09/01
- 更新日
- 2023/09/01
校内風景
本日、2学期がスタートしました。過ぎてしまうと、あっという間の夏休みだったと思う人も多いことでしょう。そのような日だからこそ伝えたいことを、校長先生と生徒指導主事の先生から話してもらいました。
校長先生からは、小田 凱人(おだ ときと)さんのお話がありました。この方は、9歳のときに骨肉腫になり車いす生活となります。10歳から車いすテニスを始め、17歳の今では世界ランキング1位となっています。ある取材時の「障がいを乗り越える強さ」といった切り口の質問に対してのコメントです。『病気を乗り越えたという感情とは少し違う。壁ではなかったし、戦うものでもなかった。それがあって車いすテニスができているし、今の注目度がある。特に自分と同じ病気を持つ少年少女には、そんなに悪いことじゃないよっていうことを自分のプレー、発言で伝えていきたい。』何事もポジティブに考えることで、次のステップに進めたり乗り越えたりすることができることを教えてもらったと話されていました。
生徒指導主事の先生からは、「当たり前とは」というお話でした。日本では当たり前のことでも海外では当たり前ではないことも多くあり、実例を6つほど交えて話をしてくださいました。当たり前だと思っていることでも、視点を変えると当たり前ではないかもしれない。もし、壁に当たっても視点を変えることでうまくいくこともある。考え方はとても大切だというお話でした。
2学期が始まって、これからいろいろなことが起こると思います。そいったことを乗り越えてみなさんが成長していけるように支えていきたいと思います。2学期もよろしくお願いいたします。