学校日記

運動場からの応援

公開日
2012/09/11
更新日
2012/09/11

授業風景

 9月26日(水)の体育祭に向けて、練習に熱が入ります。体育の授業が始まってしばらくすると、運動場から応援歌が聞こえてきます。音楽の時間の合唱とは違って、とても勇ましい歌声です。

 南山中学校応援歌は、昭和28年に行われた開校五周年式典で、校歌とともに制定されました。作詞は当時の校長の村瀬效氏、作曲は音楽教師の安藤通夫氏です。


 南山中学校応援歌

一 かがやく光 あふるる生命    二 今こそきそえ 青春われら
  みどりの風に へんぽんと       真澄の空に 堂々と 
  ルビコン川に 映えしごと        アクロポリスに 燃えしごと
  わが旗かざせ 若きかいなに     わが陣ほこれ 若きひとみに
  高し 高し 南中の意気         堅し 堅し 南中の意気
  南南 南南 南山            南南 南南 南山
  
 
 一番の歌詞の「ルビコン川」は北イタリアにある川で、古代ローマのカエサル(シーザー)が一大決心をして元老院にはむかい、「賽は投げられた」といってローマに攻め込んでいく時に渡った国境線の川です。「ルビコン川を渡る」とは「賽は投げられた」と同じ意味の言葉です。
 二番の歌詞にある「アクロポリス」は、有名なパルテノン神殿のあるアテネを見下ろす丘をいいます。
 
 一番、二番ともに世界史の中心舞台になった古代ローマと古代ギリシャを取り上げ、南山中学校の生徒に勇気を与え、決断を促す勝負の時の応援歌です。歌い継がれてもうすぐ60年です。

 体育祭は、この勇ましい応援歌で幕が開くことになります。

 写真は、2年7・8組男子の応援歌熱唱の場面です。