学校日記

長崎では

公開日
2012/08/09
更新日
2012/08/09

校内風景

 長崎を始め世界の各地で平和への祈りが行われています。今日は、「長崎原爆の日」です。67年前の今日、米軍によって落とされた原子爆弾により、14万人の尊い命が一瞬にして失われ、その後も原爆症により亡くなる人は後を絶たず、その数は16万人を超えたといわれます。

 原爆の日が来ると、イメージの中に夏の暑い日の青空、野球、アブラゼミが浮かんできます。これまでに何度も平和式典の映像をみて、いつの間にかイメージされたのでしょう。

また、長崎の日には、「こよなく晴れた 青空の
           悲しと思う せつなさよ
           うねりの波の 人の世に
           はかなく生きる 野の花よ
           なぐさめ はげまし 長崎の
           ああ 長崎の鐘が鳴る」 を思い出します。
 10数年前に始めて聴いた、この『長崎の鐘』は、悲しみとともにこれからを強く生きていこうと呼びかける応援歌であるように感じ、メロディーとともに琴線に触れたのかそれ以来忘れることができません。

 先ほど、グランドに野球部員を捜しましたが、珍しく今日は午前の練習で終わっていました。静かに運動場にたたずむと、ジーというアブラゼミの鳴き声が聞こえています。
 平和への祈りをしました。